チェスや将棋の駒になった人間たちのバトル
簡単なあらすじ
プロ棋士の塚田が主人公。
ある日、彼は異形の姿で目覚めるが、周囲にいた恋人や友人たちも異形と化していた。
赤の軍勢の将である塚田は、青の軍勢との戦いを余儀なくされる。
舞台は軍艦島。
そこで繰り広げられる異形バトル。
軍配はどちらに上がるのか?
まるでゲームのような世界観。
感想・レビュー
敵の将が現実世界での塚田のライバルという設定も面白く、将棋の駒同様、それぞれに火を噴くなど特性を持っている。
私は、貴志祐介さんの作品、『新世界より』
これらに比べるとややオチと展開は弱く余韻を残さないですが、エンタメ小説としてはそれなりに楽しく読めました。
将棋をあまり知らなくても説明が丁寧なので、世界観にハマることができる。
アニメ化したら見応えあるかも。
主人公の性格はちょっと腹立つ。
軍艦島の描写説明は素晴らしく、まるでその地に行ったことあるような感覚に陥った。
『ダークゾーン』私の評価は★3
ストーリー ★★★☆☆ 3
キャラの魅力 ★★☆☆☆ 2
衝撃度 ★★☆☆☆ 2
おすすめ ★★★☆☆ 3