好きだけでは無理
子供を散々傷付けた親は、さらに子を縛り付ける。
親に翻弄され生きていく男女2人の物語。
第20回本屋大賞受賞作。凪良ゆうさんは初読み作家さんだが読みやすい文体だった。
2026.10.9公開。
すれ違いが苦しい作品。
あらすじ
瀬戸内の島で育った暁海(あきみ)の父は、浮気し
ネタバレ感想
北原(きたはら)先生こそが最重要人物だと思う。
という言葉が出てくる。
確かな愛だけど儚いってことなのかな。
すれ違いが過ぎた恋愛作品。
漫画、小説、ライトノベルの感想を載せてます。 少しでも興味を持ったらぜひ。 レビュー評価が良い作品でも流されずに独自の視点で感想を書いてます。 逆の場合もあります。
子供を散々傷付けた親は、さらに子を縛り付ける。
親に翻弄され生きていく男女2人の物語。
第20回本屋大賞受賞作。凪良ゆうさんは初読み作家さんだが読みやすい文体だった。
2026.10.9公開。
すれ違いが苦しい作品。
北原(きたはら)先生こそが最重要人物だと思う。
という言葉が出てくる。
確かな愛だけど儚いってことなのかな。
すれ違いが過ぎた恋愛作品。
2026.10.9公開『どこよりも遠い場所にいる君へ』
『マレビト』『神隠し』
タイムループ。
ミステリー好きなら興味をそそるワードがちらほら。
恋愛ものは展開がワンパターンだが
ラストが読めなかった作品。
アニメの予告編を見てクオリティ高そうで歓喜。
とたさんが歌う『鳳仙花』(ほうせんか)めっちゃイメージぴったり。
ボーイミーツ作品。
月ヶ瀬和希(つきがせかずき)は、スマホを捨て一切知り合いのいない離島の采岐島(ときしま)高校に進学を決める。
采岐島には「神隠しの入り江」と呼ばれる立ち入り禁止場所があった。
ある夏、和希は神隠しの入り江で倒れているの少女を発見する。
どうやら彼女は「1974年」から来たらしい。
そんな不思議な少女と交流するにつれ、過去の出来事が浄化されていく和希だった。
主人公は顔面が強い。
もし容姿が優れてなかったらもっと叩かれていたんだろうなあ。
顔も見せない無関係の人間たちが特定の人物を攻撃するSNSの問題も提起されていた。
父親何も悪くないのに。
和希は幹也(みきや)とか高津(たかつ)さん、仁科(にしな)先生といったある種カリスマ性を持った人たちが周りにいて恵まれている方だ。
まあフィクションなんだけど。
人の親切を蔑ろにする主人公が苦手だったが、ラストの展開が予想外すぎて後を引く作品になった。
サイコパスも出てくるし。
だってこういった作品、大抵ハッピーエンドだよね?
涙という煽り文句のせいで構えてしまって泣かなかった。
それに恵まれた人間関係すぎるというのも現実離れしている。
『告白』は徹夜して読んだ。
この作品も徹夜必至。未来からの手紙という湊かなえさんの作品ではめずらしくファンタジーで始まるが、
この作品も重く読むのが辛かった。
親ガチャ外れの子供たちが出てくる。
彼女たちに明るい未来はあるのかを問う作品。
「こんにちは、章子(あきこ)。私は20年後のあなた、30歳の章子です──」
ある日、章子の元に切手が貼られていない一通の手紙が届く。
章子は半信半疑ながらも、未来の自分に手紙を書いていく。
学校や家庭での出来事を綴る中、章子は不穏な状況に追い詰めれていく。
佐伯章子(さえき)10歳の時、未来の自分からの手紙を受け取る。
佐伯文乃(あやの)章子の母。美貌の持ち主だが精神的に不安定。
佐伯良太(りょうた)章子の父。旧姓:樋口 文乃と駆け落ち。
林優斗(はやし ゆうと)章子の小学5年の担任。佐伯家に親身になる反面、文乃に惹かれていく
早坂誠司(はやさかせいじ)文乃が勤務するホテルで知り合い、同居する。
須山亜里沙(すやまありさ)章子の同級生。家庭環境に問題あり。
篠宮真唯子(しのみやまいこ)章子の小学4年の担任。母に捨てられ祖母に育てられた。
智恵理(ちえり)亜里沙が懐いている2つ上の姉のような存在。別人格が現れる。
森本誠一郎(もりもとせいいちろう)良太の親友。文乃の兄。火事が原因で命を落とす。
森本は父親さえちゃんとしていれば、妹をずっと大事にしていたはず。
父親が鬼畜なせいで歪になっていった。
亜里沙の弟は父によって鬼畜に差し出される。
篠宮先生も母親のせいで一度堕ちてしまう。
彼女を思ってくれた原田君が良い人で涙出た。
なぜ、親は子供が幸せになる未来を望まないのか。
大人たちは子供を自分の道具だと思っている。
親さえ違っていればという少年少女が多く登場。
親に裏切られた子供は脆く、成長して体は強くなるかもしれないけれど心は崩壊したまま。
子供は親が守るべき存在なのに彼らが心身とも傷つける。
ほんのちょっとだけ明るい未来の余韻を残したまま終わるのがまだ救いか。
これは覚悟して読んでほしいお話。
映画化(2026年5月8日公開)にあたり、キャストにつっこみたい。
松坂桃李(良太役)さんも細田佳央太(樋口良太役)さんもめっちゃイケメンやないかい。
原作は目が細く岩みたいな容姿だった。
映画は原作と内容は変わっているらしい。
子供がかわいそうな作品は好きじゃないけれど、大人たちこそ見てほしいと思う。
著者の佐野晶さんは、ノベライズ作品を手掛けている映画ライターさんのようです。
豪華キャストのこの作品、あらすじで面白そうと思って即買い。
SNSで吉井に対する悪意を募り、むくむくと憎悪が膨らんだ雲でクラウドってタイトルは旨いなあって思った。
映画「Cloud」のノベライズ作品。
古びたアパートに住み、転売で日銭を稼ぐ吉井は大金を手に入れたことから、町工場を辞めた。
郊外に新居を借り、恋人の秋子と共に新生活をスタートする。
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| 郊外の家 |
だが、イタズラと思うには質の悪い嫌がらせが続き、恋人との関係もギクシャクしていく。
見えない悪意がSNS上で暴走していく様を描く。
キャストを知ったらもう見るしかないと思う映画。
ノベライズより先に映画を観る方が良いと思う。
状況が思い浮かべにくいし。
映像の方が分かりやすいかな。
キャラの魅力と心情があまり伝わらなかったし、視点が定まってなくて読みにくかった。
不動産に「転売屋です」って答えるのかなと疑問。
![]() |
| 廃工場 |
吉井の行動はまあ、恨み買うよねって思った。
騙された人が吉井を恨むのは分かるけど、滝川はなぜ?
井上も何だ?
そんなに簡単に武器手に入るの怖いんだけど。
吉井より佐野(さの)くんが魅力的。
佐野が結局何者かも分かんないし、彼が献身的に吉井を助ける理由もよく分からんかった。
秋子も。
終わり方すっきりしないのでもやもや。
演技派の俳優さんたちが出演しているので、映画の方はめっちゃ面白そう。
映像で色付けされてることを期待。
ストーリー ★☆☆☆☆ 2
キャラの魅力 ★★☆☆☆ 2
衝撃度 ★★☆☆☆ 2
おすすめ ★☆☆☆☆ 1
結城さんの小説は3冊目。
以前の小説とはガラリと趣向を変えた作品で驚いた。
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| パンドラの箱 |
『プロジェクト・インソムニア』は、夢の中のクローズドサークルミステリーだし、
『名もなき星の哀歌』は、記憶売買の話なので現実離れしているため、好き嫌いが別れそう。
そこに来てこの作品は現実感のあるストーリーで、一番読みやすい。
この作品で一気にファンを増やしただろうなあ。
2023年、本屋大賞ノミネート作品。
有名私立高校卒、現役東大生の片桐は、家庭教師の仲介ビジネスの営業アルバイトをしている。
ある程度ノウハウを極めた結果、営業成績はトップで仕事は順調だ。
今回の訪問先は、模試の成績が芳しくないという小学6年生の男の子の家。
約束の時間に訪問するも、インターホンを鳴らしても中々出てこない。
いつもと勝手が違う訪問先に違和感を覚えながら、片桐は話を始めるが…。
(惨者面談)
本作では中学受験、YouTuber、マチアプ、精子提供、リモート飲み会がテーマとなっています。
散りばめられた伏線の回収の見事さ。
二転三転するストーリー。
後味は悪いけど爽快さもある現代風ミステリです。
惨者面談、ヤリモク、#拡散希望が面白かった。
パンドラの真夏の親はもしかしたらと思ったのは私だけかな。
思い込みもあって、5作とも騙された―ってなるのは間違いなし。
人間は、こわい。
ストーリー ★★★★☆ 4
キャラの魅力★★★☆☆ 3
衝撃度 ★★★★☆ 4
おすすめ ★★★★★ 5
この作品は、負の人物が圧倒的に多い。
まともな人間がいない。
騙すより騙される方がいいと言う人は、騙されたことがないから。
敢えてジャンルを付けるなら社会派ミステリかな。
3年の我慢だ。
26歳の佐々木守は、生活保護受給者のもとを回るケースワーカー。
同僚の高野が、若いシングルマザーに保護打ち切りをしない代わりに肉体関係を迫っていると知る。
守はその女性の家を訪ね、真相を問うが、彼女の歯切れが悪い。
だが、その出会いが守の人生を180度変え、負の連鎖に巻き込まれる。
関わってはいけない人っているんだな。
負のオーラを持つものは平気で人を騙したりできるんだ。
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| 美空のイメージ |
本当に保護を受けなくてはいけない人にはお金は回って来ず、ごね得で受給を受けれるのが酷い。
最低賃金で稼いだ人たちより遥かに多くもらってる生活保護。
さらに年金より多いというのがひどい。
本当に働けない人たちが受けるのは良いけれど、働けるのに理由を付けて働かない人たちが腹立つ。
仕事をしなくてはいけないんだと思わせないと。
不正受給者は一体何人いるんだろう。
さて、守はごく普通の青年だったのに、関わってしまった人物が悪く人生が狂ってしまう。
ただそんな守にも同情の余地はない。
愛美たちがどうなったか描かれていないけれど、逮捕されたはず。
彼女にちょっとだけ母性が芽生えたのは守のおかげか。
ラストはみんな集まって三谷幸喜作品のようになっていた。
胸くそ悪いストーリーで読後感はよろしくないが、伏線回収とオチもちゃんとおりさすが染井作品といった感じ。
映画化決定で配役が気になるところ。
逃げるストーリーは文句なしに面白い
鏑木視点では描かれておらず、他者からの目線でストーリーが進む。
語り手の人物たちは彼の人柄に触れた後、世間を騒がせる犯人だと気付き、彼なぜ犯罪を犯したのか疑問に思う。
そして、彼を知方は口をそろえて言う、そんな人とは思えないと。
めっちゃページ数多かったが、気にならないくらい面白い。
色んなところに現れるのがフォレストガンプみたいだった。
社会派ミステリ
罪もない一家三人を惨殺した平成最後の未成年死刑囚。
頭が良く見た目も良い彼は、様々な場所で名前を替えて潜伏し、逃亡生活をする。
工事現場、ライター業、旅館の住み込みバイト、パン工場、グループホーム。
彼はなぜ脱獄したのか。
脱獄後の488日を追う。
どうか現実に起きないでと思う作品。
作家さんがあとがきで触れてる通り、私もみんなと同じ意見を彼に言いたい。
救われて欲しかった。
もっとちゃんと調べて!疑わしきは罰せずだよ。
一度犯人だと思われると覆すのは難しいのか、冤罪は酷い。
彼が関わった人たちの再登場は嬉しかった。
ラストはただ悔しい。
そして泣けた。
しばらく引きずる作品になると思うし、読み応えある作品だった。
四方田は桜井への嫉妬から通報したのかな。
井尾由子と舞、ちゃんと証言してって思った。
逃亡期間中に友達と好きな人ができ、好きなスポーツができたのが救いなのかな。
色んな業種で働いている方たちのリアルな描写に驚いた。
めっちゃ調べてるんだろうなって。
2024年、映画化決定って帯にあったけど配役誰だろう。
赤楚英二さんが鏑木役似合いそう。
・さーやの家 …マンションから一軒家に変更
・鏑木が疑われた理由
・ラスト …原作を読んだ方への思いを汲み、改変したのかなと思いました。
これでもかという豪華キャストでした。
市原隼人さんと貫地谷しほりさんはハマリ役だと思いました。
高畑淳子さんと野間口徹さんは安定の上手さ。
亀梨和也さんの工事現場での演技は、完全にオーラを消していて良かったです。
鏑木は、いくつかの逃亡先で不本意ながら何人かと交流をしますが、そこの関係性に至るまでドラマでは尺の関係もあって浅く感じますが、原作はすごく深いです。
染井さんは人の描き方がすごいんですよ。
まるで、その人物になったことがあるみたい。
原作を読むのをぜひおすすめします。
追記
→主演は横浜流星さんでした。(2024.11.29公開)めっちゃ見たい。楽しみです。
ラストは原作通りなのか、気になります。
2024年2月23日公開 映画「マッチング」原作小説
監督自ら書き下ろした小説なので、読みやすい。![]() |
| 流氷の天使「クリオネ」 |
ひとことで言えば、読みやすい。
惑星難民Xに侵略されるという話ではなく、3人の女性の人生が描かれる。
仕事、恋愛など。
時に交差したり。
上野樹里さん、林遣都さん主演で映画公開。
設定など変更されているようなので、そちらは期待。
20xx年、惑星難民xの受け入れがアメリカで宣言される。
どこか他人事だと思っていた日本国内においても「惑星難民受け入れ法案」が可決し、連日そのニュースで持ち切りだった。
「惑星生物x」は、対象物の見た目から考え方まで全てスキャンできる。
20代の平均的な男女をスキャンさせ、「惑星難民x」として、社会に溶け込ませることをついに発表。
新卒派遣として有名企業で働く、土留紗央。
早朝のコンビニと宝くじ売り場をかけもちする柏木良子。
そして、ベトナム人留学生のリエン。
環境や境遇が異なる女性3人が、そんな社会でどう生きているのかを描く。
リエンが一番応援したいかな。
良子も紗央も好きになれない女性像だった。
彼女たちに関わる男性は暴力的で身勝手な人物が多いのだが、良子の父はカッコいいと思った。
惑星生物xが彼女たちにどのように影響するかと思いきや関係あるのは良子だけで、後の2人は特に絡まない。
知らず知らずに人間の中に混ざっているXだが、今まで悪影響もなくさらに自身がXだと気付かない人間もいる。
Xの設定いるんかなと思うくらい何が言いたいのかよく分からないストーリーだった。
スクラッチの答えは知りたかったな。
ストーリー ★★☆☆☆ 2
キャラの魅力 ★★☆☆☆ 2
衝撃度 ★★☆☆☆ 2
おすすめ ★★☆☆☆ 2
劇場アニメの原作。
『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の脚本家によるオリジナル作品。
彼女が関わった『凪のあすから』は好きだった。
幻想的なストーリーが好きな人ならハマりそうな世界観。
![]() |
| 夜の製鉄所 |
見伏(みふせ)で暮らす人々は、製鉄所の恩恵を受けて暮らしている。
最後まで分からないオーナーの正体 ウーバーイーツ、インフルエンサーなど現代ネタを題材にしているのでネットに疎い私は、ほうって感嘆できた。 『#真相をお話しします』 より インパクトは少ないけれど、それなりに楽しめる。 あらすじ 転んでもただでは...