“夕星(ゆうづつ)夕方、西の空に見える金星”
子供を散々傷付けた親は、さらに子を縛り付ける。
親に翻弄され生きていく男女2人の物語。
第20回本屋大賞受賞作。凪良ゆうさんは初読み作家さんだが読みやすい文体だった。
2026.10.9公開作品。
あらすじ
瀬戸内の島で育った暁海(あきみ)の父は、浮気し
て家から出て行った。
母が恋人を追っかけ、京都から転校してきた櫂(かい)。
心に孤独とメンタルが不安定な母親を抱えた二人が恋に落ちる。
だが、愛情だけでは幸せになれず、すれ違いは続く。
15年に渡る、愛と選択の切ないラブストーリー
ネタバレ感想
親捨てるべきだ。
だけど東京に出た櫂でさえ、母親を捨てきれずにいる。
マンション買ってあげて店をするといえば資金援助してあげ、おまけにそのせいでた櫂の貯金は底を付く。
都合の良い時だけ母親づら。
困ってる時は手助けしない。
作品の中で親を荷物と例えていたけれど本当にそうだと思う。
幸せな家庭で育つと親に対して何て酷いこと言うのだろうと思うかもしれないしフィクションだからと思うかもしれない。
でも現実にあるんです。
毒親育ちなら分かる。
胸が痛い。
高校生の時はもっと2人話してたよね。
遠距離になると話したくても話せない。
会えてもお互いの環境が変わったせいで会話は弾まない。
お互い思ってることを早く素直にぶつけ合ってたら。
歯痒さがずっと行ったり来たりする。
北原(きたはら)先生こそが最重要人物だと思う。
彼がいたからこその部分は大きい。
あと植木(うえき)さんも。
もっともっと幸せになれた2人だったはずなのに。
どこで間違ったのか、2人は何も悪くないのに。
読み応えはもちろんあったが苦しい作品だった。
『汝、星のごとく』私の評価は★4
ストーリー ★★★★☆4
キャラの魅力★★★☆☆ 3
衝撃度 ★★★★☆ 4
おすすめ ★★★★☆ 4
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