鎮魂/双葉文庫
復讐は正義なのか
染井さんは徹底的に取材をして執筆しているという印象。
弟思いの兄の孤独な戦いを描く作品。
あらすじ
世間を騒がせている半グレ集団「凶徒聯合(きょうれん)」のメンバー坂崎(さかざき)が殺された。
坂崎が殺害される前、とあるバーで一般客男性ともめていたと知った警察は、話を聞きに彼の元へ訪れる。漫画、小説、ライトノベルの感想を載せてます。 少しでも興味を持ったらぜひ。 レビュー評価が良い作品でも流されずに独自の視点で感想を書いてます。 逆の場合もあります。
染井さんは徹底的に取材をして執筆しているという印象。
弟思いの兄の孤独な戦いを描く作品。
世間を騒がせている半グレ集団「凶徒聯合(きょうれん)」のメンバー坂崎(さかざき)が殺された。
坂崎が殺害される前、とあるバーで一般客男性ともめていたと知った警察は、話を聞きに彼の元へ訪れる。はい、作家買いです。
専門用語が欄列されているが身近で起こりそうな案件を取り扱ってるため、勉強になる。
主人公が大学生なので会話劇も楽しく読みやすい短編集。
法律の鬼である行成(ゆきなり)と貧乏学生の戸田(とだ)のコンビ。
霞山(かざん)大学法学部四年・古城行成(こじょう)がゼミ室で運営する「無料法律相談所」(通称「無法律」)に、経済学部三年の戸賀夏倫(かりん)がドアを叩く。
彼女が住む事故物件のアパートは、過去に女子大生が首つり自殺を図っていた。
そのことは承知で住む彼女だが、深夜に赤ん坊の泣き声が聞こえ、真っ赤な手形が窓につくなど、奇妙な現象を解決してほしいと古城に依頼する。
「法律マシーン」と影で呼ばれている古城と、「自称助手」だと首を突っ込む戸賀の凸凹コンビが大学で起きた事件に挑んでいく。
・古城行成 ─── 法曹一家に育ち、家族にも恵まれている。世間知らず。
法律マシーンと呼ばれるくらい頭が堅い。
・戸田夏倫 ─── バイトに明け暮れる苦労人。フリマファッション。
・小暮葉菜(こぐれはな)夏倫と同じ経済学部。同学部のメンバーと共に"エコノミスト”と
いうグループ名で活躍するユーチューバー。人目を惹く容姿。
・三船昇(みふねのぼる)霞山大学理学部数学科四年。行成と同じ高校出身。
・古城錬(れん)─── 行成の兄。検察官。
探偵役の行成が華麗に事件の謎を解くと思っていたら、堅物すぎて最終的に推理を外してしまうのが新しいスタイルで面白い。親子不知のアパートイメージ
どの短編も続きどうなったのかなというところで終わってしまうのがちょっともやもや。
特に「親子不知」は可哀そうすぎて報われない。
「安楽椅子弁護」の真相や「卒業事変」の教授の処罰はどうなったのかとか。
それでも面白いんですよ五十嵐律人さんの本はやっぱり。
続編も出ているから絶対読む。
ストーリー ★★★★☆ 4
キャラの魅力 ★★★★☆ 4
衝撃度 ★★★☆☆ 3
おすすめ ★★★★☆ 4
ひとことで言えば、読みやすい。
惑星難民Xに侵略されるという話ではなく、3人の女性の人生が描かれる。
仕事、恋愛など。
時に交差したり。
上野樹里さん、林遣都さん主演で映画公開。
設定など変更されているようなので、そちらは期待。
20xx年、惑星難民xの受け入れがアメリカで宣言される。
どこか他人事だと思っていた日本国内においても「惑星難民受け入れ法案」が可決し、連日そのニュースで持ち切りだった。
「惑星生物x」は、対象物の見た目から考え方まで全てスキャンできる。
20代の平均的な男女をスキャンさせ、「惑星難民x」として、社会に溶け込ませることをついに発表。
新卒派遣として有名企業で働く、土留紗央。
早朝のコンビニと宝くじ売り場をかけもちする柏木良子。
そして、ベトナム人留学生のリエン。
環境や境遇が異なる女性3人が、そんな社会でどう生きているのかを描く。
リエンが一番応援したいかな。
良子も紗央も好きになれない女性像だった。
彼女たちに関わる男性は暴力的で身勝手な人物が多いのだが、良子の父はカッコいいと思った。
惑星生物xが彼女たちにどのように影響するかと思いきや関係あるのは良子だけで、後の2人は特に絡まない。
知らず知らずに人間の中に混ざっているXだが、今まで悪影響もなくさらに自身がXだと気付かない人間もいる。
Xの設定いるんかなと思うくらい何が言いたいのかよく分からないストーリーだった。
スクラッチの答えは知りたかったな。
ストーリー ★★☆☆☆ 2
キャラの魅力 ★★☆☆☆ 2
衝撃度 ★★☆☆☆ 2
おすすめ ★★☆☆☆ 2
最高のチームだったはずの6人。
告発封筒をきっかけに、培った関係性が脆く崩れ落ちていく様を描いたミステリ。
面接官と就活生イメージ |
誰にも咎めらない人生を歩んだ綺麗な人間などいない。
人は簡単に堕ち、自暴自棄になり、誰も信用できなくなる。
犯人は誰?そしてその意図とは?
何度も騙され裏切られる──。
成長著しいIT企業「スピラリンクス」の初の新卒採用。
狭き門を掻い潜り、最終選考に残った六人。
彼らに与えられた課題は、一カ月後までにチームを作り上げ、ディスカッションをするというものだった。
その結果、全員採用もあり得ると鼓舞され、一同は交流を深め、それぞれの得意分野を駆使し、最高のチームへと成長する。
だが、本番直前に課題の変更がメールされ、愕然とする。
企業イメージ |
それは、「ディスカッションで一人の内定者を決める」という内容だった。
六人は、ひとつの席を奪い合うライバルになってしまう。
そして当日、最終議論が進む中、封筒が発見される。
そこには個人名と共に6通の告発文が入っていた。
登場人物
波多野祥吾(はたのしょうご)── 立教大学経済学部。物事を俯瞰するのが得意。嶌に想いを寄せている。
九賀蒼太(くがそうた)── 慶応大学総合政策学部。爽やかな好青年。容姿端麗。リーダーシップを早々に発揮。
袴田亮(はかまだりょう)── 明治大学国際日本学部。ガタイがいい。高校時代は野球部主将。場を和ます達人。
矢代つばさ(やしろつばさ)── お茶の水女子大学教育学部。国際文化を学び、知り合いが多い。語学力に自信あり。モデル風美人。
嶌伊織(しまいおり)── 早稲田大学文学部。小柄で色白。清純系美人。
森久保公彦(もりくぼきみひこ)── 一橋大学社会学部。秀才。やや無口。眼鏡をかけている。
人事採用担当の裏の顔も見える。
相手の本質を見抜くのは100%無理。
落とした学生の中に優秀な奴は1万%いた。月の裏側は汚い?
バイトリーダー、サークルリーダー、ボランティアリーダ
ーを務めてたと豪語するのは面接あるあるで、しっかり
バレているんだと思った。
大学生の時にこの本に出合いたかったなー。
何回も騙されて展開が読めなかった。
たくさんあっただろう伏線も全然気付かなかった。
再読してもっと深く読みたい。
↓↓ 本当にネタバレするので注意 ↓↓
私なりに疑問に思ったことを自己解決してみたが、違う意見もあるかも。
Q:波多野はなぜ封筒の処分をしなかった?
A:ゲームソフトを返し忘れるぐらいだから、単純に忘れてた…?
Q:嶌は波多野が好き?
A:波多野の腹黒さを知った為、妹に嘘をついた。
嶌は、久賀に俺のことを見てたよね?と言われていた。
波多野妹に、票は好きな人に入れると言われ嶌は、鋭いと思った。そのことから、
ずっと久賀に投票していた嶌は彼が好きだったと分かる。
Q:波多野の罪は?
A:分からないまま。
Q:嶌は、波多野の前でなぜ泣いた?
A:ジャスミンティーを印象付けるためか、月の伏線を使いたかったからか??
Q:嶌は、なぜ就活生を◎に変更した?
A:疑うことを知らない彼女がどう変わっていくか見届けるため??
私の印象の変化 |
ある一面だけを見て、その人を良い人、悪い人と決めつけるのは良くない。
それを月の裏側に例えていたので分かりやすかった。
矢代と袴田が良い人に変わった。
久賀は、嶌目線なので何とも。犯人だしね。
ストーリー ★★★★★ 5
キャラの魅力 ★★★★☆ 4
衝撃度 ★★★★★ 5
おすすめ ★★★★★ 5
前作『リアクト』でめっちゃ混乱したけど、完結編にあたるこの作品で綺麗にまとまるかが見所。
主人公の小霧(さぎり)は、何度も転生を繰り返す女性。
どうやら、保彦(やすひこ)とも関係があるようだ。
最悪タイムパラドックスの結末の行方は?
小霧は、前世の記憶を持ちながら転生を繰り返す。
そのたびに同じ名前を与えらえ、気付いたらまた生まれ変わっている。
小霧は結婚式場で、スタッフから読まれた長い長い手紙に衝撃を受ける。
結論からいうと、保彦は何のために時を超えているかが分かって納得。
小霧の運命は転生を繰り返しても過酷。
式場でみんなに聞かせないで、そっと手紙を渡す方法でも良かったのでは?と思った。
結婚式で、小霧が過去に餓死したり、侍たちに犯されて死んだ時もあったっていう話なんか、聞きたくないよ。
保彦は空気読めないんかい。
保彦は、小霧のことしか考えておらず、その他全員はただのコマで脇役。
『リライト』からの答え合わせ的な話になるけど、あっちいったりこっちいったりと本線から外れる長い手紙の告白だった。
四季に例えて、説明があるのは綺麗だった。
❝夏に『美雪』が溶けてなくなり、
秋に『霞』が時間を覆し、
冬に『蛍』が舞い、
春に『小霧』が光となる。❞
でも、伏線も何もなく4作目にして唐突に現れた小霧というヒロインに驚いたわ。
どこからどこまで保彦が関わっていたのか、パトロールは全員科学者の血を引いてるとか。
美雪=ホタルだとか、曖昧だった所がはっきり分かるけど、納得いかない所もあった。
小霧の転生の呪縛が終わると、保彦が代わりに受けるんだ?
時を超えられない保彦??
1000年前に飛んだヤスヒコは禁忌の子。
彼は小霧と結ばれるはずだった?何で?とか。
保彦は小霧が好きだけど、彼女視点では兄は嫌いと書いてあったし。
付録に素敵なイラストがあったので、私なりに名前をタグ付けした。(間違ってたらすみません)
また時間おいて、4冊一気読みしよう。
そしたらまた違った感想が生まれると思う。
re~シリーズ第三作。
『リライト』で余韻に浸ったのは何だったのか。
はっきり言って読んだの後悔した。過去に戻って止めたいくらいだ。
『リビジョン』から何となく嫌な予感はしてたのに。
西暦3000年、タイムパトロールの職に就くホタルは、行方不明の科学者の捜索任務に当たる。
過去が見えるという坂口霞(さかぐちかすみ)に接触したホタルは、1992年に「保彦」という少年が、ある本を探していることを聞く。
そこで、本の作者とタイトルを調べるホタルだが、パラドックスに巻き込まれ、未来に帰れなくなってしまう。
呆然とするホタルは、ある少女の助けを借りることになった。
前2作を読まないと分からないストーリー。
ただし、読んでいても混乱(笑)
そこで私なりのメモを箇条書きで。
「リライト」≠「時を翔ける少女」
桜井…委員長
N中学校2年4組に園田保彦(そのだやすひこ)という転校生は来なかった。
坂口穂足(さかぐちほたる)が転校生。
1人の科学者が失踪(2311年)
小さな一条保彦(いちじょう)に小瓶を渡し、美雪(みゆき)をお願いと言う。
ホタル…タイムパトロール
坂口霞(鏡に閉じ込められている)と話す。
ある科学者は、300年間失踪している。
霞、双子の弟との間「保彦」授かる軸がある。
勤め先の本屋で会った少年も「保彦」、そのあと地震。
霞は本のことを鏡に聞く。
タイトルと作者は誰?
「リライト」の作者は岡部蛍?
検索して見つかった2002年の静岡駅周辺のカラオケ店にホタルは飛ぶ。
カラオケの部屋のドアから出てきた黒コーデの彼女は、ホタルを「美雪」と呼んだ。
1992年夏、ホタルはパラドックスに巻き込まれて帰れなくなる。
ホタルと過去の雨宮(名乗ってない、名前複数ある)と穂足で協力。
雨宮から前後破れた本を指示通り、2311年の倉庫のような場所に置く。
ホタルが去って数十秒後、彼がその本を手に取る。
美雪…ペンネーム高峰文子(中学時代の親友が使っていた)
大学4年「時を翔る少女」を執筆して応募。
岡部蛍著「リライト」に似ていた。
彼女とは8年前に会った。
リライトの内容は、私(大槻美雪)が、1992年彼との約束を守るべく、携帯電話を用意するところから始まる。
そして、クラスメイト全員が彼と過ごし、本を探す約束をし、夏祭りを経験し、過去がリライトされるところで終わる。
この話は、雨宮友恵と私しか書けない。
保彦が記憶を残したかったのは美雪のみ。
坂口穂足…霞が結婚した相手坂口清の実の妹、穂足は霞が見えない
雨宮家に居候。
雨宮友恵は、読書が趣味の暗い少女の印象だったが後に仲良くなる。
霞(義姉)の姿が見えない話を友恵にする。
霞は邦彦との間に保彦を作らないといけないが、近親相姦になるので穂足の兄と付き合ってる。
後に保彦と穂足が関わるため、霞の姿が見えないのでは?
保彦が生まれる未来が正解?なぜなら1992に大勢出現し、本を探していた。
そこで、こう解釈すれば辻褄合うかもと友恵が考えた話が「リライト」
霞から穂足に連絡が入る。
別の時間軸の霞に知らされた内容は、1992年の7/1~21まで2年4組にいてはならない。
友恵の後押しで駆け出した穂足は、転校生とすれ違う。
転校生は園田保彦。
保彦…科学者(元凶?)
友恵の「リライト」を読み震える。
なんでこんな回りくどいことをと問う友恵。(自分で作っておきながら)
誰が作者か分からないから共有しないとと保彦。
友恵の背後に現れたホタルを見て、保彦逃亡。
ホタルは、友恵に事情聴取。
未来の銃を突きつけるが形違うので友恵は何それ状態。
なぜ、漆黒の女性は銃と知ってた?(それは未来の友恵だから)
さっき話してた人物の名前を聞いたホタルは、未来に戻れなくなった。
友恵が戻れるためのアドバイスをホタルにする。
まず最初に2年4組に暗示をかけ、雨宮友恵がいなくても平気な状況を作る。
ホタルを穂足として家に連れていく友恵。
その通りに保彦が転校生としてやってくる。
保彦はリライトの通りにしようとしていると友恵はホタルに話す。
保彦が科学者かどうかDNAを手に入れる。
リライトの通りにしないと「時を翔ける少女」が出版されない。
だが、最大の難点は大槻美雪はいないってこと。
穂足の元にも保彦が現れる。
火葬場でそれどころじゃないが、2年4組だからとしつこい保彦。
数日後、兄のバイトを口利きしてくれた一条夫妻が現れる。
1歳の子供を抱っこしていて、名前を保彦だという。
その際、保彦は手にやけどをしてしまう。
数日後に再び現れた保彦に、火傷の跡が出現。
両親を亡くしたため、相良家へ引き取られた穂足。
長男と結婚し相良穂足となる。
そして、大槻美雪の担当編集者になる。
一条保彦と園田保彦は同一人物だと分かる。
後付けしたんだろうなという設定もあるし、一人称が変わるし、時系列が分からなさ過ぎて、さらに推敲しているか謎。
ペンネームもあって、誰が誰なのか混乱。
メモ書いても意味わからん(笑)
名前を3人ホタルにする必要はあるのか。
衝撃を受けたのは、美雪はいないってこと。保彦の性格はうざかった。
そして、友恵は頭の良い子だった。
新キャラの穂足は果たして必要なのか。
難解だけど面白いんだよな、タイムパラドックスものは。
次巻で最終巻なので、すっきりしたらいいなあ。
『リアクト』私の評価は★3
バッドエンドの衝撃的な結末の『リライト』の続編。
「re~」シリーズ2作目。未来視ができる女性が主人公。
SF的な要素に、家宝の手鏡という古いアイテムが使われている。
未来を視ることを「ビジョン」という。
我が子のためならと過去をリビジョンしまくる母親の姿を描いてる。
先祖代々女性のみ受け継がれる手鏡で未来を見ることができる千秋霞(ちあきかすみ)は、生後間もない息子ヤスヒコの命を救うため、奔走する。
だが、改変は新たな齟齬を生み、夫も巻き込んで霞の周辺が変わっていく。
一見何の感情もなさそうな人物がカラー表紙を飾っていますが、彼らの背景はとても切ない。
漫画にはそんな奴ばっかりいないよとばかり、イケメンと美女が多く出てきますが、『ROUTE END』は出て来ません。
何となく町ですれ違ってそうと思える平凡な容姿の人たちがばかりです。
そのため、ストーリーにのめり込みやすく、リアリティもすごくありました。
「特殊清掃員」という聞きなれない職を理解することができます。
特殊清掃員として働いている春野太慈(はるのたじ)の町では、凄惨な「END事件」が起きていた。
この事件は、未だに容疑者さえ絞れておらず、遺体をバラバラにしてENDの文字を作っていた。
ある日、春野は社長の橘の指示で、END事件の現場の清掃へ向かう。
腐敗した体液が染みついた床を張り替えようとした彼は、白骨化した遺体を発見する。
そして、橘とは連絡が付かなくなってしまう。
果たしてEND事件の犯人は?
橘はどこに消えたのか?
謎が謎を呼ぶサイコサスペンス。
春野たちがなぜ特殊清掃員として働いているか、その背景を知ると胸が苦しくなる。
そして彼が出会う女刑事の五十嵐秋奈(いがらしあきな)。
彼女も春野と意外な接点が見つかりますが、彼女もまた辛い過去を背負っていました。
まず、社長の橘が謎。
カウンセラーも絡んできて、どんどんストーリーは混乱し、次から次へと衝撃を受けます。
春野と五十嵐刑事との絡みだけ、和む感じでした。
絵のタッチは女性受けしませんが、すごく面白い作品。
ただ、スピリチュアル的な解決は好みじゃなく、分からない所も多かった。
好きな人は好きかもしれないです。
仮面 (角川文庫) ディレクシアを知る 初読みの作家さんでした。 ページ数は多いけどすぐに読み終えました。 グロ描写ありです。 あらすじ 読字障害というハンディキャップを抱えながらもアメリカ留学の後、情報番組を中心にメディアに露出する三条公彦(さんじょうきみひこ)。 知的で爽...