帯の煽り文句は本当だった
序盤はよくあるクローズドサークル。
連続して起こる殺人事件、そして犯人の目的が全く分からない。
なので、「トロッコ問題」のようにどうやったら生き残れるかを模索しながら読んでいく。
あらすじ
柊一(しゅういち)は、大学時代のサークルの友人たちと、従兄の翔太郎(しょうたろう)と共に山奥の地下建築を訪れる。
❝誰か一人を犠牲にすれば脱出できる。
水没までのタイムリミットは約1週間。
地下建築(廃墟)の入口イメージ |
登場人物
・越野柊一(こしの)…………………主人公の僕。システムエンジニア。
・篠田翔太郎(しのだ)………………柊一の従兄弟。親の遺産で生活。世渡り上手で頭が良い。
── サークル仲間 ──
・西村裕哉(にしむらゆうや)………アパレル勤務。お調子者。
・絲山隆平(いとやまりゅうへい)…ジムのインストラクター。柊一に敵意を持っている。
・絲山麻衣(まい)……………………幼稚園の先生。隆平の妻。
・野内さやか(のうちさやか)………ヨガ教室勤務。花を慕っている。
・高津花(たかつはな)………………事務員。一人称は「うち」
── 矢崎家 ──
・幸太郎(こうたろう)…………電気工事士。
・弘子(ひろこ)………………………幸太郎の妻。
・隼人(はやと)………………………高校一年生。やや幼い印象。
ネタバレ感想
例えば、この集まりに従兄弟連れて来るか?と疑問。
矢崎一家同様に、翔太郎だって胡散臭い。
隆平と麻衣がなぜ結婚したのか分からないし、柊一が彼女に惹かれるのがよく分かんないし。
だが、エピローグで完全に打ちのめされた。
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