バカみたいに一生懸命になる
『いなくなれ、群青』の続編。
「階段島」シリーズ2作目。
自分自身によって捨てられた人々の島。
階段島の七不思議と魔女の正体に触れてある。
今回もタイトルとデザインが素敵だ。
あらすじ
階段島では、クリスマスを控えていた。
だが、ネット通販が使えない事態となり、島の人々は混乱する。
ハッカーが犯人だと聞いた真辺由宇(まなべゆう)は、七草(ななくさ)に協力を頼む。
その頃、島ではクリスマスの七不思議の噂で持ちきりだった。
佐々岡(ささおか)は、困っている女子の為にヴァイオリンの弦を探す。
一方委員長の水谷(みずたに)は、真辺へのプレゼントを悩んでいた。
ネタバレ感想
現代のライフラインであるネット通販の遮断は辛いし、階段島なら尚更。
今回は脇のキャラクターを掘り下げたストーリー。
相変わらず、主人公の七草が何を考えてるかよく分からない(笑)
でも、みんな彼を頼りにしている。
七草より佐々岡の方が行動理論が分かりやすいし好感持てる。
ヴァイオリンの弦 |
楽器分からないからヴァイオリンの弦見ても針金と思っちゃう、これを機会に覚えとこう。
真辺も好きになって来た。
魔女の正体が分かって、島の全貌が分かり始めたって感じ。
めっちゃ意外な人物が魔女だった。
前作よりテンポ良いので読みやすい。
七不思議の正体を調べるというのがワクワクしたのかも。
ただ、前作すっ飛ばしてこの2作目読んだらきっと理解できない。
『その白さえ嘘だとしても』私の評価は★3
ストーリー ★★★☆☆ 3
キャラの魅力 ★★★☆☆ 3
衝撃度 ★★★☆☆ 3
おすすめ ★★★☆☆ 3