今回はトランプを所持して目覚める
『今際の国のアリス』の続編にあたる作品。
スピンオフ的なストーリーで、麻生羽呂さんは今回は作画を別の方に託しています。
『今際の国のアリス』同様、世界観は変わらず面白いし、読んで損はない。
常に心理戦が伴っているような展開でした。
清水寺 |
ポジティブな女子高生が主役です。
簡単なあらすじ
荒れ果てた京都で目覚めたキーナは、トランプを握りしめていた。
周囲を彷徨っていると、清水寺で小島亜里朱(こじまありす)と出会う。
花火が打ちあがり、その場所まで駆け付けた2人は、同じように記憶を失った男女9人がその場所に集まっていた。
話し合いの結果、東京を目指そうと決めたが、1人殺されてしまう。
疑心暗鬼の中、一部を除いたメンバーで東京へ向かう。
果たして無事に東京にたどり着けるのか、そして元の世界に戻れるのか?
感想・レビュー
前作より目を背けたくなるシーンが多め。
少ない人数なのにくせ者が多い上に殺人犯が紛れ込んでいるし、敢えて狂わされた人物もいます。
反面、精神的に成長した人物もいます。
ネガティブ思考のキーナとポジティブなアリスが対照的に描かれている。
集められた男女の選出は、偶然なのか必然か。
今回のトランプの意味は?
絶対R指定だけどこの作品もネトフリで映像化してほしい。
『今際の路のアリス』私の評価は★4
ストーリー ★★★★☆ 4キャラの魅力 ★★★☆☆ 3
衝撃度 ★★★★☆ 4
おすすめ ★★★★☆ 4