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2023年2月13日月曜日

『夜行』森見登美彦 感想・レビュー 一夜で読ませてしまう手腕はすごい

本屋大賞ノミネート作品

タイトルと表紙に目を奪われ、初版限定のポストカードをゲットしました。

続きが気になって気になって仕方なく、読書する時間を限りなく作って読みふけってしまった。

鞍馬の祭りの日に失踪した女性はどうなったか、早く答えを知りたくてうずうずした。

簡単なあらすじ

長谷川さんの失踪以来10年ぶりに再会した5人が、それぞれ経験した話を語る形で物語は進みます。

尾道、奥飛騨、津軽など情景描写が素晴らしく、自分もその場所に旅しているかのような錯覚に陥る。

一体長谷川さんはどこへ行ってしまったのか?

ホラー要素ありの不思議な世界観で綴られたストーリー。


感想・レビュー

初版のポストカード

いくつか話が分かれていますが、どれもえ?という感じで終わります。

結局長谷川さんはどうなったのか、はっきりした答えが分からず、もやもや感が残ります。

幻想的で不気味、ラストもすっきりしない。

途中までは本当に面白くて夢中になった。

語られる場所は本当に景色が綺麗なところなので、遊びに行ってみたい。


                 『夜行』私の評価は★2

奥飛騨

ストーリー  ★★★★☆ 4
キャラの魅力 ★★☆☆☆ 2
衝撃度    ★★★☆☆ 3
おすすめ   ★★★☆☆ 3


天竜峡

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