ラベル 『いなくなれ、群青』 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 『いなくなれ、群青』 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2023年2月24日金曜日

『いなくなれ、群青』河野裕 感想・レビュー 自身のレゾンデートル

階段島のイメージ

なぜこの不思議な島にやって来たのか?

タイトルが素敵すぎた。

哲学っぽい語り口が特徴かな。

およそ2000人が暮らしている階段島が舞台。

存在価値(レゾンデートル)を問うストーリー。

簡単なあらすじ

階段島で暮らす七草(ななくさ)は、島に来る前の記憶がない。

この島にいる住民はみんなそうだ。

店が少ないことは不満だけど、圧倒されるような星空を眺めることができるし、事件らしい事件も起きない。

島から出ることはできないけれど、それなりに平穏な日常を過ごしていた。

だが、七草は、こんな島で会うべきじゃない人物に再会してしまう。

真辺由宇(まなべゆう)、彼女に会ったせいで、七草の生活は変わっていく。

僕たちは階段島になぜいるのか?

真相を知るべく、七草たちは奔走する。

ネタバレ感想

真辺由宇みたいな女の子を好きになったら、男の子はみんな振り回されそう。

誰よりも真っすぐで、凛々しく、階段島に来るべきじゃない女の子。

❝この物語はどうしようもなく、彼女に出会った時から始まる❞

みないに、七草の言い回しがちょっと独特だし、共感しにくい所がある。

ピストルスター
全体的にふわっとしたストーリーで説明が難しい。

幻想的なミステリーとしては面白い。

しかもこの作品、映像化してます。

まとめるの難しそう。

でも、横浜流星さんと飯豊まりえさんが主演なので機会があれば、見てみたい。

『いなくなれ、群青』私の評価は★3

ストーリー  ★★★☆☆ 3
キャラの魅力 ★★☆☆☆ 
衝撃度    ★★☆☆☆ 
おすすめ   ★★☆☆☆ 






『仮面』 伊岡瞬著 感想レビュー 仮面の下の秘密

  仮面 (角川文庫) ディレクシアを知る 初読みの作家さんでした。 ページ数は多いけどすぐに読み終えました。 グロ描写ありです。 あらすじ 読字障害というハンディキャップを抱えながらもアメリカ留学の後、情報番組を中心にメディアに露出する三条公彦(さんじょうきみひこ)。 知的で爽...