愛に殺された僕たちは
絵日記殺人──全ては毒親から逃れるための
願ったのはそう遠くない街へ2人で遊びに行くこと。
そんなことも許されない2人の哀しい殺人計画の顛末が描かれた衝撃の青春小説。
あらすじ
包帯で身を包む彼女は、父親の歪んだ愛情に苦しめられ、過度に束縛されていた。
漫画、小説、ライトノベルの感想を載せてます。 少しでも興味を持ったらぜひ。 レビュー評価が良い作品でも流されずに独自の視点で感想を書いてます。 逆の場合もあります。
願ったのはそう遠くない街へ2人で遊びに行くこと。
そんなことも許されない2人の哀しい殺人計画の顛末が描かれた衝撃の青春小説。
❝「スタートラインの後ろから走り始めたほうが、視野は広くなる。」❞
印象的だったセリフ。
殺害された大人3人は全員クソ。
少年刑務所(14歳~) |
だけど。
狐のお面が印象的な少年犯罪。
そして、闇を抱えた少年たちに真摯に向き合おうとする大人が描かれた法廷ミステリ。
事件の真相に迫りながら、自身の信念が大きく揺らいでいく。
綺麗事で終わり過ぎてファンタジー化。
治療しても無理。
外に出したらいけない人物がいる。
少年だからって許されるのは間違いだと言ってほしかったな。
だから、主任の早霧(さぎり)の考えに共感。
ある意味妹より恐ろしい姉が逮捕されず、普通に生活しているのは恐ろしい。
その間、誰かを不幸にしているかもしれない。
漠(ばく)や茉莉(まり)はやり直せると思うが、フォックス姉妹は世の中に出してはダメだ。
姉妹の家庭環境、真昼の少年時代をもっと詳しく描いてほしかった。
周りにまともな大人がいてもフォックス姉妹は無理だと思う。
何も響いていない。
「やり直せるから少年だよ」は綺麗な言葉だけど、もやもやする。
犯罪を犯した人物より、劣悪な家庭環境で過ごしている少年少女たちを先に救ってほしいと思う。
山荘のイメージ |
"ミステリ" "閉ざされた山荘" "青春" "仲間" "作戦" "脱出" と興味をそそられるワードがたくさん。
信じられる友人って良いなと思える作品。
ぼっちの高校生、街端路人(まちばたみちひと)は文芸部の合宿で山荘に来ていた。
そこは、全体的に甘い香りに包まれ、部屋の窓には鉄格子がはまり、正面玄
初読み作家さんです。
仮面 (角川文庫) ディレクシアを知る 初読みの作家さんでした。 ページ数は多いけどすぐに読み終えました。 グロ描写ありです。 あらすじ 読字障害というハンディキャップを抱えながらもアメリカ留学の後、情報番組を中心にメディアに露出する三条公彦(さんじょうきみひこ)。 知的で爽...