自分は特別だと思いたい
装丁はめっちゃ人気のイラストレーター雪下まゆさん!
あらすじ
一躍時の人となった汐谷美令(しおたにみれい)は、『東京の人』と揶揄され孤立していた。
白麗高校中から注目を集めるが、些細な事からクラスで孤立してしまう。
それぞれの秘密を抱えている三人の濃密な一年を描く。
漫画、小説、ライトノベルの感想を載せてます。 少しでも興味を持ったらぜひ。 レビュー評価が良い作品でも流されずに独自の視点で感想を書いてます。 逆の場合もあります。
初読みの作家さんでした。
ページ数は多いけどすぐに読み終えました。
グロ描写ありです。
読字障害というハンディキャップを抱えながらもアメリカ留学の後、情報番組を中心にメディアに露出する三条公彦(さんじょうきみひこ)。
知的で爽やか、容姿も整っている為、三条人気に拍車がかかる。
一方、30代主婦の行方不明者を捜査する宮下(みやした)刑事は、以前に白骨死体で発見された別の女性との繋がりに気づく。
はたして、三条は二つの事件に関わっているのか。
『レディK』の菊井(きくい)さんと小野田(おのだ)刑事はかっこいい。
性に奔放すぎるその他の女性は好きになれなかった。
イケメンだったら良いのか安易に近づいて軽すぎる。
ストーリーは面白かったが途中から失速。
あーそういうことねと分かってから、よく今まで逮捕されなかったなって思った。
そんなにすぐ殺害しなくてもと思った。
仮面を取った三条がバカすぎる。
メディアに作られた虚像なんだなあ。
暴力の描写は嫌悪感いっぱい。
実は○○だったとか終わり方さらっとしすぎてるかな。
三条の経歴は嘘だった。
ネット情報が何でも本当になってしまうのは怖い。
ストーリー ★★★☆☆ 3
キャラの魅力★★☆☆☆ 2
衝撃度 ★★★☆☆ 3
おすすめ ★★★☆☆ 3
季節バイト、衣食は提供されるみたいで給料も良い。
でも私にはこの仕事無理。
魚と血と刃物、そして周りに何もない場所、知らない人たちと2カ月の共同生活。
人には隠したい過去がある。
1人の遺体が見つかった為、暴かれていくそれぞれの過去。
長い一夜のサスペンス。
北海道で魚を捌く季節バイトに集まった20代~30代の七人の男女。
同じ宿舎に泊まり、気が合う合わないはあるものの表面上はそんなにトラブルもなく日々を過ごしていた。
だが、ある晩一人が遺体となって見つかり、警察を呼ぼうとした工藤秀吾(くどうしゅうご)はみんなから通報を阻止される。
それぞれ、全員警察を避ける訳あり人間だった。
一夜にして世界が反転。
そして犯人は誰?
こういう季節バイトではコミュ力を発揮するのがいいか、誰とも交わらず静かに過ごす方がいいのかどっちなんだろう。
数ヶ月でリセットするしもう二度と会うことないメンバーだけど、楽しく過ごせた方がいい。
だけどやってくれたなー、単なる一人のわがままじゃないか。
疑心暗鬼に駆られたメンバーは、長い長い一夜を過ごす。
警察を避ける理由が一人一人明らかになる。
そんなことで?って思うのもあったけど思いは人それぞれ。
シュウは苦手だけど、一番無害を装っていた高井戸唯(たかいどゆい)がズルくて嫌いだ。
亮(りょう)と彩子(あやこ)さんは同情の余地あり。
サトマリとシュウは自分次第。
誰にも共感できないし、みんなそれでいいの?って終わり方だった。
性格はそんなすぐ変わるわけでもないし関係はすぐ破綻しそう。
このメンバーを雇ったバイト先が一番痛手かな。
でも一気読みで面白く読めた。
装丁も好き。
『この夜が明ければ』私の評価は★3
ストーリー ★★★☆☆ 3
キャラの魅力 ★☆☆☆☆ 1
衝撃度 ★★☆☆☆ 2
おすすめ ★★★☆☆ 3
廃墟×遊園地
ノスタルジックを誘うめっちゃ最高の組み合わせ。
マスコットキャラが園内を闊歩しターゲットを殺害するパニックミステリではない。
次作の発売が決まっているので眞上(まがみ)にまた会える。
![]() |
| 廃遊園地 |
コンビニアルバイト店員なのに、高身長で運動神経が良くスペックが高い。
紙書籍には園内パンフが付いていて、これが割と遊び心あって良かった。
犯人は自殺。
時が経ち、資産家・十嶋庵(としまいおり)はかつての夢の国に9名を招待する。
招待を受け、廃遊園地へと足を運んだ眞上永太郎(えいたろう)を待っていたのは、『このイリュジオンランドは、宝を見つけたものに譲る』という十嶋からの宝探しゲームだった。
過去に囚われた招待客たちは宝探しを始めるが、殺人事件が起きてしまう。
わざわざ着ぐるみ姿で串刺しになった遺体が意味するメッセージとは?
クローズドサークルなので登場人物が多い。
前半はこの人誰だっけと思いながら巻頭のキャラ紹介ページと照らし合わせながら読んだ。
後半、眞上のスペックの高さに驚く。
容姿のことは触れていないから分からないけど、うんちくが多くてまあ最初は好かれないだろうな。
『ミステリと思うこと勿れ』の整(ととのう)みたい。
彼の実父の謎を残したまま次作への予告。
もちろん読みたい。
全編リライトした文庫版だがこの文体合ってるのかなという箇所がいくつかあって、私の理解力不足なのか分からないけど気になった。
走屋(そうや)くんはかわいそう。
推理編では納得できない所もあった。
殺人が凝り過ぎてよく分からんかった。
腕取って付けてとか。
傷もミスリード狙いすぎてる感。
乱射事件起こすよりもっと他になかったのか、村を守りたい彼女を守りたい思いが強すぎたのかなあ。
だけど、イリュジオンランドの経営陣の実態が酷すぎた。
もっと早く暴いて欲しかったなあ。
藍郷(あいざと)のキャラ良かった。
私が勝手に呼んでいる斜線堂さんの『恋』の三部作。
あんな感じの本また書いてくれないかなあ。
このテイストの作品が先生本来のスタイルなのかもしれないが。
地下アイドルが主役なのが面白い。
2024年 第22回『このミステリーがすごい!』大賞文庫グランプリ受賞作
ミステリーというよりサスペンス色強め。
ノンストップ青春サスペンス。
大阪を拠点に活動する三人組地下アイドル「ベイビー★スターライト」
人気は下がる一方で単独ライブでの集客力は最早なく、合同ライブで日銭を稼ぐ日々だった。
さらにメンバー格差もあり、関係性はぎくしゃくとしている。
そんな中、メンバーのひとりが殺人を犯してしまう。
このままではアイドルを続けることができない。
三人は罪を隠蔽することを誓い、山中に死体を埋める段取りを始める。
行きつく先は破滅かステージか。
『溺れる星くず』改題。
元タイトルの方が断然いい。
『推しの子』に引っ張られた感がある。
このタイトルだと、冒頭ルイに説教した教師が主人公の話かなと思っちゃう。
皮肉にも殺人がきっかけになって3人の結束力が固まる。
絆が深まったところは泣ける。
主人公のルイがめちゃくちゃ冷静。
若干自意識過剰。
過去に色々あったせいか、精神的に不安定なのかな。
人物像に一貫性がないため、感情移入しにくかった。
テルマは感情的だけど一番分かりやすいタイプ。
イズミは芯がしっかりしていて、律儀。
関西弁が飛び交うけど違和感なし。
作家さんの出身大学を見て納得。
興信所がイズミに絡んだ理由に何やねんってなった。
2回もレンタカーで山行くの怪しすぎるだろ。
イノシシもただ出てきただけかーい(笑)
ドッキリ企画は良かった。
土井(どい)さん良かった。
河都(かわと)は良い人すぎたからそう来たかと思った。
どんでん返しが弱い気がする。
3人がどこでアイドルしているか描いて欲しかったな。
読みやすかったから次作も期待。
『推しの殺人』私の評価は★2
ストーリー ★★☆☆☆ 2
キャラの魅力 ★★☆☆☆ 2
衝撃度 ★★★☆☆ 3
おすすめ ★★★☆☆ 3
装丁は坂野公一(さかのこういち)さん
めっちゃインパクトがあってじわじわとした怖さを感じさせるデザイン。
このストーリーにぴったりです。
過干渉の親に育てられ、考える力を持たないまま大人になったあさひ(女性)が主人公のホラーミステリー。
このストーリーには、有名な童話『ヘンゼルとグレーテル』が取り上げられています。
子供の頃に読んだ話なのに、すごい衝撃を受け今でも鮮明に覚えています。
概要を少し。
貧乏な木こり一家の子供ヘンゼルとグレーテルは、深い森で置き去りにされます。
子供たちを捨てようと提案したのは母親でした。
![]() |
| 『ヘンゼルとグレーテル』 |
迷子になった2人は、クッキーやキャンディ、チョコレートなどで外観を彩られたお菓子の家を発見します。
お腹が空いていた2人はそのお菓子を食べてしまいます。
おいしそうなお菓子で子供を誘う魔女に2人は嵌められたのでした。
ヘンゼルを檻に入れ、グレーテルに家事を言いつけます。
グレーテルの機転でかまどに魔女を落とすことに成功した2人は家に帰ります。
2人を嬉しそうに迎えてくれたのは父親でした。
それから3人は仲良く暮らしました。
母はどこに?
魔女=母親説もありなのかも。
ヘンゼルたちは母親をやっつけることで幸せを手に入れた感じ。
あさひも母の呪縛から逃れると幸せになったかもしれないが、気付くの遅かった。
位置情報アプリ入れられても、睡眠薬を入れられ乱暴されても、友人に強請られても受け入れてるってのは、過干渉の成れの果てなのか。
そもそも何で信用していない律子(りつこ)に秘密を打ち明けるんだ…。
そして、睡眠薬で眠らされて処女を捨てれたのが良かったという謎の発想。
谷川翔太(たにがわしょうた)を恨んでいないあさひ。
考える力はないくせに、謎の処女卒マウントは取っていた。
この話に出てくる登場人物は全員クソ。
定食屋のおばちゃんに至るまでクソです。
小学校時代の女子の仲間外れ、リアルだ。
私もあります。
あれだけ仲良くしていたのに次の日から謎の無視。
優(ゆう)ちゃんは絶縁宣言してきたからまだマシかなと思う私にはまだ黒い記憶が浄化されていないようだ。
世代の負の連鎖はあさひによって断ち切られるのだろうけど、ずっとイライラしながら読んだ。
避暑地に別荘持ちなのは羨ましかった。すっごい名前の地名が出てきますが、現実にありました。
読みやすい女性向きの作品。
ストーリー ★★☆☆☆ 2
キャラの魅力★☆☆☆☆ 1
衝撃度 ★★★☆☆ 3
おすすめ ★★☆☆☆ 2
著者の佐野晶さんは、ノベライズ作品を手掛けている映画ライターさんのようです。
豪華キャストのこの作品、あらすじで面白そうと思って即買い。
SNSで吉井に対する悪意を募り、むくむくと憎悪が膨らんだ雲でクラウドってタイトルは旨いなあって思った。
映画「Cloud」のノベライズ作品。
古びたアパートに住み、転売で日銭を稼ぐ吉井は大金を手に入れたことから、町工場を辞めた。
郊外に新居を借り、恋人の秋子と共に新生活をスタートする。
![]() |
| 郊外の家 |
だが、イタズラと思うには質の悪い嫌がらせが続き、恋人との関係もギクシャクしていく。
見えない悪意がSNS上で暴走していく様を描く。
キャストを知ったらもう見るしかないと思う映画。
ノベライズより先に映画を観る方が良いと思う。
状況が思い浮かべにくいし。
映像の方が分かりやすいかな。
キャラの魅力と心情があまり伝わらなかったし、視点が定まってなくて読みにくかった。
不動産に「転売屋です」って答えるのかなと疑問。
![]() |
| 廃工場 |
吉井の行動はまあ、恨み買うよねって思った。
騙された人が吉井を恨むのは分かるけど、滝川はなぜ?
井上も何だ?
そんなに簡単に武器手に入るの怖いんだけど。
吉井より佐野(さの)くんが魅力的。
佐野が結局何者かも分かんないし、彼が献身的に吉井を助ける理由もよく分からんかった。
秋子も。
終わり方すっきりしないのでもやもや。
演技派の俳優さんたちが出演しているので、映画の方はめっちゃ面白そう。
映像で色付けされてることを期待。
ストーリー ★☆☆☆☆ 2
キャラの魅力 ★★☆☆☆ 2
衝撃度 ★★☆☆☆ 2
おすすめ ★☆☆☆☆ 1
きょうやさんの作品を読むのは2冊目。
過去の世界的シリアルキラーは社交性を持ち、表面上は人当たりが良いらしい。
怖すぎます。
犯人の心情は全く理解できなし動機も納得できない。
さらに罪悪感の欠片も持ち合わせていない。
ライトな文章だけどゾクッとするミステリ。
幻視者の曇り空 ―― cloudy days of Mr.Visionary』(二見書房)の文庫化。
大学生の久守(くもり)は、触れた人の後ろ暗い秘密が視える幻視能力を持つ。
その為、人との関りを避けて過ごしていた。
しかしある日、人目を惹く見た目の美大生、佐伯(さえき)に触れ、他殺死体を幻視する。
彼は残忍な連続殺人の犯人なのだろうか。
次に起きる事件を止めるべく、何とか彼から証拠を手に入れようとするが、友情が芽生えてしまう。
同じ町で連続殺人事件が起きているのに、登場人物たちは他人事。
まず、主人公の久守にイライラする。
特異な体質のせいでこんな性格になったのかもしれないが、もっとなんかこうないの?
佐伯の方が魅力的に描かれている。
彼の絵、特に『喪失』を見てみたいし、展示会に行ってみたいとさえ思った。
親しくはなりたくないが(笑)
それとミスリードを狙っているせいか、幻視能力の設定が最初めっちゃ分かりにくい。
いつも見えるわけじゃないし、見えたのは過去じゃない。
決まった未来が見える?
え?そうなん?って思った。
何の為に見えるのかは理由がなかった。
しかも一瞬だけだし。
続き見れないし。
加山(かやま)夫妻のエピソードは蛇足かなと思ったけど、人は何を考えているか分からないっていう意味で必要かも。
後、タイトルを変えたらもっと売れそうなのになと思った。
1度改題しているようだけど。
青依青(あおいあお)さんのハードカバーの装丁の方が好み。
出版社変わってるようだから使えなかったのかな。
久守が公園うろうろしたりしてるから、容疑者にされそうでどきどきした。
彼の能力は何の役にも立たないなって思ってたけど、佐伯を2度助ける形になったから良かったのかな。
そして恋愛に関して鈍感すぎた。
ツッコミどころはあるけれど面白かった。
ストーリー ★★★☆☆ 3
キャラの魅力 ★★★★☆ 4
衝撃度 ★★★★☆ 4
おすすめ ★★★☆☆ 3
AID(非配偶者間人工授精)に触れている作品。
天祢涼(あまねりょう)さん、初読みの作家さん。
「殺したか」の呟きにどんな意味が?
伏線と疑惑が絡むミステリ小説。
川崎区の廃ビルで身許不明の中年男性の遺体が酔っ払いたちに発見される。
事件性なしと早々に判断されたが、刑事の滝沢圭(たきざわけい)は引っかかりを覚えた。
死亡推定日時と遺品の壊れた腕時計が示す日付とのズレに事件性を疑っていた。
ゴリ押しで解剖に回すが、そこでも事件性なしと言われる。
廃ビルイメージ
そこに、遺体を引き取りに来た葬儀屋・御木本悠司(みきもとゆうじ)が、自分の父親だと申し出る。
さらに、遺体を目にした悠司が「殺したか」と呟いたいう証言を得た滝沢は、奇妙な偶然で片付けるには説明がつかないと踏む。
果たして本当にその遺体は悠司の父親なのか。
読みやすい文章だった。
キャラの印象は、悠司が微笑みを絶やさないキレ者。
ウェディングプランナーの兄の昇一(しょういち)はおしゃれだけど、バカそうに見えた。
長岡姫乃(ながおかひめの)はクールビューティで女性受けが良いキャラだと思う。
悠司が黒幕?という疑惑に駆られ、刑事、昇一、中守(なかもり)、姫乃視点でストーリーは進む。
いやーそのオチはちょっと納得いかないなあが正直な感想。
謎が分かるとちょっと騙された感あってうーん、それはないわー。
何度も違うって書いてたよね(笑)
でも途中まではめっちゃ良かった。
悠司と姫乃と伴藤(ばんどう)さんでずっと御木本葬儀社を守ってほしい。
ストーリー ★★★☆☆ 3
キャラの魅力★★★☆☆ 3
衝撃度 ★★☆☆☆ 2
おすすめ ★★★☆☆ 3
序盤はよくあるクローズドサークル。
連続して起こる殺人事件、そして犯人の目的が全く分からない。
なので、「トロッコ問題」のようにどうやったら生き残れるかを模索しながら読んでいく。
![]() |
| 地下建築(廃墟)の入口イメージ |
・越野柊一(こしの)…………………主人公の僕。システムエンジニア。
・篠田翔太郎(しのだ)………………柊一の従兄弟。親の遺産で生活。世渡り上手で頭が良い。
── サークル仲間 ──
・西村裕哉(にしむらゆうや)………アパレル勤務。お調子者。
・絲山隆平(いとやまりゅうへい)…ジムのインストラクター。柊一に敵意を持っている。
・絲山麻衣(まい)……………………幼稚園の先生。隆平の妻。
・野内さやか(のうちさやか)………ヨガ教室勤務。花を慕っている。
・高津花(たかつはな)………………事務員。一人称は「うち」
── 矢崎家 ──
・幸太郎(こうたろう)…………電気工事士。
・弘子(ひろこ)………………………幸太郎の妻。
・隼人(はやと)………………………高校一年生。やや幼い印象。
例えば、この集まりに従兄弟連れて来るか?と疑問。
矢崎一家同様に、翔太郎だって胡散臭い。
隆平と麻衣がなぜ結婚したのか分からないし、柊一が彼女に惹かれるのがよく分かんないし。
だが、エピローグで完全に打ちのめされた。
中毒者続出の絶叫系転落ミステリー!❞
ハードル上げすぎなコメント大丈夫?と思ったけどその通り!
![]() |
| 美世子イメージ |
やっぱり染井作品は面白い。
『正体』しか読んだことない人は驚くかも(笑)
2020年、マスク必須のコロナ禍の日本。
リモートワークを余儀なくされたアラフォーの美世子は、マッチングアプリで出会った年下の男性に惹かれる。
![]() |
| 礼央イメージ |
三人の子持ちの茂一は、ラブホテルの経営に給付金が下りず絶望する。
そして、人生で関わるはずもない三人の人生が交差する。
・今井美世子(いまいみよこ)…… 30代後半。仕事人間。美人。親友の薦めでマッチングアプリを始める。
・二宮礼央(にのみやれお)……… 県内随一の進学校に通う。通学電車で幼馴染と偶然再会する。
・戸村茂一(とむらもいち)……… ラブホテルを3軒経営するが業績悪化。スナック『ルージュ』を営む恵(めぐみ)に詐欺を持ちかけられる。
染井さんは相変わらずクズっぷりの描き方がすごい。
![]() |
| 茂一イメージ |
ストーリー構成としては『悪い夏』に似てるかな。
3人とも本当にこんなはずじゃなかったという転落人生。
着地点が分からず転がっていく。
この作品を読んで、付き合う人によって人生は180度変わるんだなと悟った。
それとある程度の教養は必要。
3人が奇跡の交差をしたときの会話とシチュエーションに思わず吹き出しました。
状況がひっ迫してるのに何かおかしくて。
芽衣(めい)と恵さんがしつこくて怖かった。
2人はちゃんと制裁を食らったんだろうか。
美世子さんだけ自業自得ではなく、ハズレくじを引いてしまった感じ。
こんな女性が国際ロマンス詐欺に引っかかってしまうんだなあ。
彼女は立ち直りも早そうなのでそこは良かったけど。
恋はもういいやって感じで、独身のまま礼央の世話をずっと焼いてくれそう(笑)
礼央は何度も聖也(せいや)たちと離れるチャンスあったのになあ。
持続化給付金の定義の曖昧さよ。
でも読後感は良かった。
鍋パ定期的にしてほしい。
タイトル通りのストーリーで滅茶苦茶でした(笑)
実写化向きかも。
ストーリー ★★★★☆ 4
キャラの魅力 ★★★★☆ 4
衝撃度 ★★★★★ 5
おすすめ ★★★★☆ 4
ある日、老紳士から依頼された仕事は、1日1話読むだけで総額143万円との胡散臭い内容。
この仕事の本来の目的にせまる恋愛ミステリ
18本の短編を読み進めていくうちに、心はかき乱されていく。
駅のホームで見知らぬ老紳士から声をかけられた美織(みおり)は、思い出のレトロな喫茶店で奇妙な依頼を受ける。
それは、1日1話、謎の人物が執筆した18本の短編を読み感想を書くこと。
それだけで報酬は破格の143万円。
詐欺だと疑う美織だが、毎日届く短編に美織は没頭し始める。
この仕事の真の目的とは?
主人公の美織は、何かに思い悩んでいるようで性格も暗くじめっとした印象を受けた。
後に理由は分かるんだけど。
短編はどれもそれなりに面白く、様々な恋愛模様が描かれている。
ほっこりするお話は少なく、どちらかといえばクソキャラが多め。
星新一さんのショートショートまではいかないが、どんでん返しもあって良かった。
彼女が書いた感想は最初共感できるのも多かったのに、3週目から乱雑すぎる。
すぐ自殺しようとする美織にはうーん。
立ち直ったとは思えないし、本当に前を向いていけるかなとこれからも心配ではある。
ストーリー ★★★☆☆ 3
キャラの魅力 ★★☆☆☆ 2
衝撃度 ★★☆☆☆ 2
おすすめ ★★★☆☆ 3
このストーリーのキャラたちではどんなルートを選択してもバッドエンドになってしまうだろう。
冒頭の未送信のメールに衝撃を受け、なぜそんなメッセを打ったのか答えを知りたくなる。
女子の嫌な部分を見事に描いている作品。
美しい少女・蛍が線路に身を投じる。
京都の偏差値が低い高校に通うオタク女子三人。
もちろんスクールカースト底辺に属し、生物部に籍を置く。
そんなある日、東京から美少女・蛍が転校してきた。彼女はなぜか自分もオタクだと宣言し、生物部に入部してくる。
蛍とそれぞれ絆を深めていく三人だが、事態はあらぬ方向へと進んでいく。
登場人物
七瀬蛍(ななせほたる)……二次元から飛び出したかのような美貌の持ち主。
大川桜(おおかわさくら)…オンラインゲーム『魔法世界』(まじかるわーるど)にハマるボクっ子。アニメ声。
五十嵐雪(いがらしゆき)…裕福な家庭で育つが、母の愛に飢えている。クラスメイトの金づる。
猫井栞(ねこいしおり)……母は美人で有名人。顔の火傷のせいで筆談。小説を書いている。
リイ君 ………………………『魔法世界』での桜(ナデシコ)の恋人。
アロワナ ……………………生物部にいる古代魚。
デュビア ……………………ググると後悔します(笑) 蛍が育てている虫。
蛍に裏がありそうと思いながら読んだけど、やっぱりそうだった(笑)
藤高さんは、生まれたての赤ちゃんが六花に見えてしまうぐらい精神を病んでしまったんだろうな。
ただ、そんな偶然ある?っていう狭い世界だった。
誰か一人くらいハッピーエンドにしてあげて。
オタクはみんなブスではないと思うし、性格悪いという設定はどうだろう。
蛍の勝手な復讐心で、歯車が狂っていくし歪みすぎ。
復讐する相手は違うのにね。
そして母親の愛情の注ぎ方で子供は変わってしまうだなと。
桜と栞の母親は酷かったし、父親も尻に敷かれすぎて頼りない。
唯一綺麗な心の持ち主だった栞は、母の世話なんかしなくて良いのにと思った。
彼女は蛍の我がままも受け入れたし。
兄弟間で容姿レベルが違いすぎるのが3組もあるなどツッコミどころもあるが、ドロドロとしていて面白かった。
読後感は良くないけど深夜枠で実写化しそう。
ストーリー ★★★☆☆ 3
キャラの魅力 ★★☆☆☆ 2
衝撃度 ★★★☆☆ 3
おすすめ ★★★☆☆ 3
水底のスピカ (中公文庫) 自分は特別だと思いたい 装丁はめっちゃ人気のイラストレーター雪下まゆさん! ❝その転校生は、クラス全員を圧倒し、敗北させた――❞ このフレーズに騙された。 ドロドロをイメージするかもだけど、違います。 もっと爽やかで綺麗でじーんとくる青春ストーリー...