『教育』
一体何の話?
あらすじ
私は、友人の真夏(まなつ)から恋人ができたと報告される。
漫画、小説、ライトノベルの感想を載せてます。 少しでも興味を持ったらぜひ。 レビュー評価が良い作品でも流されずに独自の視点で感想を書いてます。 逆の場合もあります。
離島で殺人事件という使い古されたネタだが、さすが夕木春央先生。
10の戒律でみんな縛られ、類を見ないミステリ小説へと変貌。
犯人は一体誰?
浪人中の里英(りえ)は、破天荒な伯父が所有していた枝内島(えだうちじま)を訪れた。
QRコードが覗き見る形で載せてあるアイディアは新しい。
今後派生していくだろう。
美術部5人が主役。
"真紅の色彩が滲み、薄絹のベールのように静かに沈んでいく”
絵の具に喩えた文章が綺麗。
仲良しが破綻して歪み合った5人がどう再生していくかを綴る青春系ミステリー。
。
ある美術部の5人のスマホの中身が突然入れ替わった。
部員は優等生の胡桃(くるみ)、イケメンで人気者の誰から燿(ひかる)、カースト上位の織音(おりおん)、織音の中学からの親友凪(なぎ)、三年の厳つい龍之介(りゅうのすけ)。
あるリンクをクリックしたら中身が入れ替わっちゃった。
知りたくなかった部員の本当の姿と、知られたくなかった本当の自分。
写真や検索履歴、裏アカ、それらを知っても友達を続けられますか?
ストーリーはラノベっぽいのに語彙力すごいのが印象的。
自分のスマホの中身がまるっと他人と入れ替わってたらそりゃあ見ちゃうでしょ。
自分のスマホがどこいったか手掛かりを求めて。
これは正論かざした言い訳か。
本当はすごく卑しい顔をして嬉々として探ってしまう。
だって手に持ってるスマホは自分のものだったから。
それがこの5人に置かれた状況。
5人それぞれの回想エピソードが正直だるめ。
織音が1番同情できないし犯罪予備軍。次点で凪。
胡桃は裕福な家で育った優等生で事なかれ主義、
だけど生い立ちが分かると1番きつ
教室のカラスどうなった?となぜ端末が入れ替わったのかなど所々ひっかかるが割と読みやすい。
若年層に刺さる作品ではないでしょうか。
ラストは衝撃。
深夜ドラマだと面白そう。
「聖書を勉強してみませんか?」
静かな足音とともに破滅に向かう家族。
制限された生活の中、切江(きりえ)はジャンヌダルクに憧れ奉仕活動に精を出す。
グロありのサスペンスホラー。
四人家族の崩壊は、新興宗教の訪問勧誘がきっかけだった。
ただ、家族の幸せを願っていただけなのに。
少女は母と共にカルト教団に盲信していく。
美しく成長した彼女は、仄かな恋心が芽生えた。
だが教団は異性との交遊を禁忌とし、それを破ってしまった彼女に惨劇が訪れる。
そして彼女は、“本当”の神の声を聞く――。
"猫人間" "絶対記憶者"というワクワクワードが出てきます。
近未来もしかしたら起こりうる世界。
もしくは気付いてないだけで、人類はみんな夢を見せられているだけなのかもしれません。
そんな異変に気付いた青年ミカサの奮闘を描くSF作品。
この世界はAIによる徹底的な管理が行われ、人々は安心安全な日常を送っていた。
AIの判決を確認するレアな仕事に就くミカサは、ある殺人事件の記録に疑問を持つ。
記された犯行時刻、その現場にミカサはいたはずだが、目撃した記憶はない。
不審に思ったミカサは独自に調査を進める中、命を狙われる。
この世界では一体何が起きているのだろうか。
後半は失速気味ですが読後感は悪くない。
アニメで見てみたい気がする。
映像化したら猫がいるおじいちゃんの古寺とか見応えありそう。
ムカデのドローンは気持ち悪そうだけど。
モナカのビジュアルが刺さるととんでもなく化ける作品になりそう。
モナカがモナカを食べるくだりが多くしつこかった。
私が現在を生きてると思ってるのは私だけで
実は全て夢。
それが夢じゃない証明はできない。
想像力は果てしない。
そんなお話でした。
余談ですが『忘らるる都』はFF7だ。
タイトルが似てるのでちょっと思い出した。
『告白』は徹夜して読んだ。
この作品も徹夜必至。未来からの手紙という湊かなえさんの作品ではめずらしくファンタジーで始まるが、
この作品も重く読むのが辛かった。
親ガチャ外れの子供たちが出てくる。
彼女たちに明るい未来はあるのかを問う作品。
「こんにちは、章子(あきこ)。私は20年後のあなた、30歳の章子です──」
ある日、章子の元に切手が貼られていない一通の手紙が届く。
章子は半信半疑ながらも、未来の自分に手紙を書いていく。
学校や家庭での出来事を綴る中、章子は不穏な状況に追い詰めれていく。
佐伯章子(さえき)10歳の時、未来の自分からの手紙を受け取る。
佐伯文乃(あやの)章子の母。美貌の持ち主だが精神的に不安定。
佐伯良太(りょうた)章子の父。旧姓:樋口 文乃と駆け落ち。
林優斗(はやし ゆうと)章子の小学5年の担任。佐伯家に親身になる反面、文乃に惹かれていく
早坂誠司(はやさかせいじ)文乃が勤務するホテルで知り合い、同居する。
須山亜里沙(すやまありさ)章子の同級生。家庭環境に問題あり。
篠宮真唯子(しのみやまいこ)章子の小学4年の担任。母に捨てられ祖母に育てられた。
智恵理(ちえり)亜里沙が懐いている2つ上の姉のような存在。別人格が現れる。
森本誠一郎(もりもとせいいちろう)良太の親友。文乃の兄。火事が原因で命を落とす。
森本は父親さえちゃんとしていれば、妹をずっと大事にしていたはず。
父親が鬼畜なせいで歪になっていった。
亜里沙の弟は父によって鬼畜に差し出される。
篠宮先生も母親のせいで一度堕ちてしまう。
彼女を思ってくれた原田君が良い人で涙出た。
なぜ、親は子供が幸せになる未来を望まないのか。
大人たちは子供を自分の道具だと思っている。
親さえ違っていればという少年少女が多く登場。
親に裏切られた子供は脆く、成長して体は強くなるかもしれないけれど心は崩壊したまま。
子供は親が守るべき存在なのに彼らが心身とも傷つける。
ほんのちょっとだけ明るい未来の余韻を残したまま終わるのがまだ救いか。
これは覚悟して読んでほしいお話。
映画化(2026年5月8日公開)にあたり、キャストにつっこみたい。
松坂桃李(良太役)さんも細田佳央太(樋口良太役)さんもめっちゃイケメンやないかい。
原作は目が細く岩みたいな容姿だった。
映画は原作と内容は変わっているらしい。
子供がかわいそうな作品は好きじゃないけれど、大人たちこそ見てほしいと思う。
芸術肌で内向的な塩澤(しおさわ)、圧倒的な技術を持つイケメン志藤(しどう)の関係性と内面を綴る美
しいミステリー。
生きる世界が違っても交遊関係を続ける二人。
だが、共通の知人が自宅のバルコニーから転落死する。
自殺をする人物だと思わなかったため、あらゆる疑念が浮かび上がる。
登場人物
・塩澤詩生(しお)帰国子女。フィギュア界を引退後デザイナーに転向
・志藤聖(ひじり)現役フィギュア選手。圧倒的パフォーマンスでトップに君臨する。かつての塩澤のライバル
・三池絵梨世(みいけえりせ)塩澤のアシスタント。短期間だがフィギュアの世界にいた。
・アレックス・ミラー 絵梨世の父。絵梨世の母、梨香子(りかこ)とは離婚済み。国籍はカナダだが日本に住んでいる。元フィギュア選手。引退後コーチに。志藤と折り合いが悪い。
❝昨日の友は今日の敵❞
誰のことなら信じることができる?
人間の本質を見抜き、上っ面だけで勝手に良い人悪い人の評価を下さぬこと。
SNSじゃないんだから。
人間不信助長ストーリー
貴志祐介さんの小説は知識が増えるし、情景の説明と心理描写が秀逸。
ジャンルはホラーが多く、人間の心理描写も長けていて後味が悪い作品も多いが
読みやすいしクセになる。『秋雨物語』は4作品からなる。
そのため神々の怒りを買い、冥界に落とされ、飢えと渇きの罰を受けます。沼の水が顎まで来ても飲もうとすると水が引き、果物を取ろうとすると果実の枝が風吹かれ決して口にすることができません。
さらに不死であったため、この苦しみは永遠に続きループする❞
彼に憧れていた女性の幕引きは、一番ライトな感じで終わり読みやすかった。
2「フーグ」
失踪した作家の青山黎明(れいめい)の未完の原稿を読む担当編集者が主人公。
原稿の内容は常軌を逸し、青山の失踪は本人の意思なのかそれとも説明の付かない何かなのかでストーリーは進む。
別の場所に瞬間移動してしまう青山はフーグ(解離性遁走)を疑うが定義とは違う気がする。
貴志さんは作家なのにその職業を揶揄する言葉が度々出てきて笑ってしまった。
『さかさ星』の霊能者が登場している。
「フーグ」のラストが一番ゾクッとしたし、印象に残った。
3「白鳥の歌」
『天使の囀り』を何となく彷彿させる。
前半オーディオから声楽に関するうんちくが語られ、貴志さんじゃなかったら飽きてくる展開で着地点が全然分からない。
アムドゥスキアス(音楽の悪魔)に取りつかれた女性の話。
後味は悪い。
4「こっくりさん」
人生を終わらせたい小学生4人が闇バージョンのこっくりさんをする。
遼人以外の3人は自ら人生の選択を誤っていく。
何が言いたいのかよく分からなかった作品。
正常な人間があまり出てこなかった印象。
4作ともあまり印象に残らなかった。
貴志祐介さんは短編より長編の方が魅力的に感じる。
初読みの作家さんでした。
ページ数は多いけどすぐに読み終えました。
グロ描写ありです。
読字障害というハンディキャップを抱えながらもアメリカ留学の後、情報番組を中心にメディアに露出する三条公彦(さんじょうきみひこ)。
知的で爽やか、容姿も整っている為、三条人気に拍車がかかる。
一方、30代主婦の行方不明者を捜査する宮下(みやした)刑事は、以前に白骨死体で発見された別の女性との繋がりに気づく。
はたして、三条は二つの事件に関わっているのか。
『レディK』の菊井(きくい)さんと小野田(おのだ)刑事はかっこいい。
性に奔放すぎるその他の女性は好きになれなかった。
イケメンだったら良いのか安易に近づいて軽すぎる。
ストーリーは面白かったが途中から失速。
あーそういうことねと分かってから、よく今まで逮捕されなかったなって思った。
そんなにすぐ殺害しなくてもと思った。
仮面を取った三条がバカすぎる。
メディアに作られた虚像なんだなあ。
暴力の描写は嫌悪感いっぱい。
実は○○だったとか終わり方さらっとしすぎてるかな。
三条の経歴は嘘だった。
ネット情報が何でも本当になってしまうのは怖い。
ストーリー ★★★☆☆ 3
キャラの魅力★★☆☆☆ 2
衝撃度 ★★★☆☆ 3
おすすめ ★★★☆☆ 3
季節バイト、衣食は提供されるみたいで給料も良い。
でも私にはこの仕事無理。
魚と血と刃物、そして周りに何もない場所、知らない人たちと2カ月の共同生活。
人には隠したい過去がある。
1人の遺体が見つかった為、暴かれていくそれぞれの過去。
長い一夜のサスペンス。
北海道で魚を捌く季節バイトに集まった20代~30代の七人の男女。
同じ宿舎に泊まり、気が合う合わないはあるものの表面上はそんなにトラブルもなく日々を過ごしていた。
だが、ある晩一人が遺体となって見つかり、警察を呼ぼうとした工藤秀吾(くどうしゅうご)はみんなから通報を阻止される。
それぞれ、全員警察を避ける訳あり人間だった。
一夜にして世界が反転。
そして犯人は誰?
こういう季節バイトではコミュ力を発揮するのがいいか、誰とも交わらず静かに過ごす方がいいのかどっちなんだろう。
数ヶ月でリセットするしもう二度と会うことないメンバーだけど、楽しく過ごせた方がいい。
だけどやってくれたなー、単なる一人のわがままじゃないか。
疑心暗鬼に駆られたメンバーは、長い長い一夜を過ごす。
警察を避ける理由が一人一人明らかになる。
そんなことで?って思うのもあったけど思いは人それぞれ。
シュウは苦手だけど、一番無害を装っていた高井戸唯(たかいどゆい)がズルくて嫌いだ。
亮(りょう)と彩子(あやこ)さんは同情の余地あり。
サトマリとシュウは自分次第。
誰にも共感できないし、みんなそれでいいの?って終わり方だった。
性格はそんなすぐ変わるわけでもないし関係はすぐ破綻しそう。
このメンバーを雇ったバイト先が一番痛手かな。
でも一気読みで面白く読めた。
装丁も好き。
『この夜が明ければ』私の評価は★3
ストーリー ★★★☆☆ 3
キャラの魅力 ★☆☆☆☆ 1
衝撃度 ★★☆☆☆ 2
おすすめ ★★★☆☆ 3
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